私たちのお店には幼少のころに戦争を体験された方もいらっしゃいます。

普段の会話で時折戦争体験を聞かせていただくこともあるのですが、今日本がこのような状況にある時には思い出した話があります。

その方は80歳近くの女性の方なのですが、東京空襲が激しくなってきた頃に、その方のお父様が「小さな子供だけを生き残らせるのは偲びない。死ぬならば家族みんなで死のう!」とおっしゃって、児童疎開をさせず家族みんなで東京で暮らしたのだそうです。
だから空襲の度に、その女性はまだ幼い弟さんをおぶって逃げ回ったそうです。

その時に記憶している話として、空襲が止み、方々で家屋が煙があがっているような状況で、ご近所の(当時の)お母さんたちが空を見上げならがおっしゃったのが、
「でもまたきっといいことがあるよ」

それを子供心に覚えている、とおっしゃられたのです。


戦後の日本の復興の理由として、朝鮮特需だ占領措置だといろんな理由が語られます。
しかし、いくら援助をしても民意に向上心がなければ、先進国化できるものではないように思います。

この、「きっとまたいいことがあるよ」という前向きな心。
これこそが、以前と同じような、またそれ以上の復興を遂げる礎なのではないでしょうか?

今こそ、戦争を体験され、その後の復興を果たすに役割を果たされた方から学び、実践する時ではないか?
そう思い、この記事を書きました。