見聞録

高野山・熊野巡り 3日目 望楼の芝生

次に本州最南端の場所を目指して走りました。

潮岬にある望楼の芝生の近くで車をとめて、歩いてみました。

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展望場所に近づくと「本州最南端」を示す標識がありました。

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さすがに本当の最南端まで行ける道はありませんでしたが、展望台からの眺めは格別。
大きく広がる水平線。
そして航行するタンカーなどの大型船。
その広大な景観を観れる。それだけでもここで降りて正解でした。

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この後は白浜に戻り、レンタカーを返して、空港から東京に戻ってきました。
3日という期間に随分と移動した旅行でした。

今回は熊野古道はほんの一部を訪れただけでしたが、いつかは熊野古道を歩き通してみたいと思いました。

これで高野山・熊野三山巡りの旅行記を終わります。

高野山・熊野巡り 3日目 大島

串本町は本州最南端の町。
その本当の最南端の場所を通る海沿いの道をせっかくだからと走ってみました。

途中で、大島とを結ぶ道があったので、これもせっかくだからと渡ってみることに。
橋を渡って先ずは大島の最東端の灯台まで行ってみました。

灯台の近くはミントや様々な洋風の花が植わっていました。
なんでも手動点灯の頃に常駐していたイギリス人技師の人が水仙が植えたそうで、ミントもそうなのでしょうか?

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咲き乱れる花々の先に見える太平洋。
なんともスケールの大きな景観です。

次に自然景観の名所、海金剛に行ってみました。
車一台がやっとのような細い道を下りていくと、こじんまりとした漁港のような場所に出ます。
その堤防の先に海金剛と称される奇岩群が広がっていました。

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高野山・熊野巡り 3日目 橋杭岩

勝浦から白浜方面へと海岸沿いの国道を走ることに。
途中、串本で橋杭岩と称される奇岩群が眼前に飛び込んできました。

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訪れた時はちょうど干潮時期だったようで、奇岩群から陸側は潮がひいていて、奇岩群の間近に近寄ってその景観を楽しむことも、そして外海から時折波が砕ける様子が楽しめました。

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火山性の岩が波の浸食によって形成されたことは容易に想像できる景観ですが、そこは高野山の近い土地柄。この奇岩群にも空海上人に関する言い伝えがあります。

潮溜まりには魚の稚魚ややどかりが居て、目を楽しませてくれました。

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高野山・熊野巡り 3日目 大門坂

次に再び熊野那智大社に通じる道を走り、その途中にある熊野古道の一部である大門坂から熊野古道を歩いてみました。

道に面しているところは民家が連なっているのですが、歩を進めると、まるで自然の門柱のような向かい合った大きな夫婦杉が見え、そこからは樹齢数百年の杉並木と石段が続きます。

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この石段は熊野那智大社、那智山青岸渡寺まで続き、途中で那智滝を通ります。
また途中には九十九王子の最後の一社である多富気王子の社跡もあります。

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高野山・熊野巡り 3日目 神倉神社

高野山・熊野巡りの旅もいよいよ最終日。

この日は先ずは神倉神社を詣でることにしました。

神倉神社のご神体である大きな一枚岩「ゴトビキ岩」に熊野権現が降臨し、そこから神々が散らばって三山の大社ができたともされる、熊野三山の根本大社ともされる神社です。

神社のある場所は住宅街の奥まったところで大きな標識も無い場所で、「ここ?」と思うほどでした。

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鳥居からゴトビキ岩まで続く石段は源 頼朝公が寄進したとされているもので、鳥居から中段まではなかなか急峻な造りの石段です。

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ご神体のゴトビキ岩は大きく迫り出していて、間近で見ると本当に威圧されます。
このゴトビキ岩は「天の岩楯」の伝説の場とも言われているそうですが、それも納得の存在感でした。

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