アート

「建築家 白井 晟一 精神と空間」展

現在、汐留ミュージアムで開催中の「建築家 白井 晟一 精神と空間」展を観てきました。

白井さんが建てられた建築物の写真や製図、模型の他に、直筆の書や装丁された本など、白井さんをいろんな側面から観ることができる展示でした。

学問として哲学を好まれた白井さん。
いろんな素材が自由に形作られるようになった頃から見受けられるようになった「デザイン重視」の建築に、「人の用たるもの」として真っ向から対立された白井さんは、恐らくは、デザインの前に‘心’。
心を表現するための手段としてのデザイン、という考えではなかったかと感じ入りました。

技術の鍛錬に比べ、精神の鍛錬が軽んじられがちな昨今の風潮。
‘心’の鍛錬度が低いものは、やはり、観る者の心を打つ力が弱いように思います。

それにしても、建築を初め、デザインとはすごい才能の領域なのですね。
観るのは楽しいですが、なかなか真似したいとまでは思わないほど、圧倒される世界です。
ただただ、尊敬するばかりです。

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井口 銅茂 展

今日は、銀座のギャラリー喜久田で開催中の「井口 銅茂 展」に行ってきました。

私たちのお店で展示してくださった陶芸家の方のご縁で、案内をいただくのを楽しみにさせていただいている展示です。

今回も天然石を見事に配置されたネックレスや、絶妙な曲面で構成されたシルバー、ゴールドアクセサリーを拝見することができました。

個人的に一番感動したのは「クロスのヘッドのネックレス」。
これがなかなか言葉で表せないのです。
ぜひ、拝見していただくしかありません。

それにしても、こんなに静かな銀座も珍しい、というほどに人通りがありませんでした。

こんな時だからこそ平常どおりに真摯に自分のやるべきことをやることも大切なのではないでしょうか?
素晴らしいものを目にする幸せも、できるからこそ堪能しても良いのでは?と思います。

私はすっかり眼福で、心が充たされました。
ありがとうございました。

日本画~現代アート~一人芝居

今日は3つの鑑賞をはしごしました。

最初は新橋「銀座アートホール」に「瑞枝会日本画展」を鑑賞。
私たちのお店のギャラリー活動の初期に展示してくださった自作絵本の作家さん。彼女はその後も絵の勉強を続けていると常々連絡を下さっているのですが、今は日本画を習っているとのこと。
そして今回の展覧会に出展し、それを観る事ができたのです。

彼女は本当に動物が、それも動物の仕草を描くのが好きなんだなぁ~。
と、変わらぬ気持ちと上達した表現力を観る事が出来ました。
ご本人には会えませんでしたが、「こんな感じです♪」と挨拶をされた、そんな感じでした。

続いて大江戸線で六本木へ。
紹介していただいた森美術館で展示中の小谷元彦さんの「幽体の知覚」を鑑賞してきました。
「目に見えない存在を感じとって形にする」小谷さんの彫刻アート。
皮膚、骨、筋肉を彫刻で表現したような様は、まるでダ・ヴィンチのようでもありました。
ものすごくエッジな境界上の感性。
緻密さに、そしてその想像領域に、ただただ思考が停止するばかりでした。

最後に千代田線で明治神宮前へ。
クエストホールにてイッセー尾形さんのショー「イッセー尾形の歌う誕生日2011!」を観てきました。
一人芝居の面白さはもちろんですが、なんと言ってもイッセーさんの御人柄に魅せられました。

ロビーではフリードリンク、フリーフードを楽しめ、見るからにひとつひとつ手作り感のある販売コーナー。
売っているグッズも、「こんな値段で良いの?!」と思うような価格。
そして応対してくださるスタッフの方の温かさ。

舞台終了後にはご本人によるサイン会。
しかもデジカメを渡したらスタッフの方が写真を撮ってくださるし、イッセーさんの方から「じゃぁ、握手」って言ってくださるし。

小さなホールにゆとりを持った席のレイアウト。
イッセーさんくらいに名のある方なら、もっと席を配置しても埋まると思うのに。
そして、開演を知らせるブザーも携帯電話の電源を切るなどのアナウンスも一切なし。
観る側の方を大人として扱っているように感じますし、実際に観る方も大人の常識を備えている方ばかりなのでしょう。

もちろん、イッセーさんの長い芸歴によって培われてきた結果によるのだと思いますが、こんなに成功していらっしゃるのに、飾らない、気取らない、謙虚で丁寧な方っていらっしゃるんですねぇ。

実際に舞台を観て、ご本人に触れて、その人柄に惚れました♪
こんな成功の仕方があるんだ!と、勇気を頂きました。

やぁ~、今日もいい一日でした♪

熊切 圭介写真展 - 運河 -

1月5日(木)~1月19日(水)の期間で四谷 ポートレートギャラリーで開催中の写真展「熊切 圭介写真展 - 運河 -」を観てきました。

東京は江戸時代に埋め立てによって広がった街で、その埋め立て時の物資を運ぶところから運河が作られ、その運河の拠点に河岸ができ、河岸を中心に街が発展してきたそうです。

その運河も物流が陸上に変化するに伴い、昭和30年代、特に東京オリンピックの頃に埋め立てられ、急激に街の様子は変化していったとのこと。

それでも今でもなお40以上の運河が残っているそうです。
そこでは物流が行われたり、かつての機能は果たさなくなったとしても別の機能として近隣に住む方の生活の中に溶け込んでいます。

その運河や運河のある日常をモノクロのスクエア写真で拝見できる写真展です。
桜の頃、雪景色、夏の暑い日の頃などなど。
四季折々、様々な表情の東京運河。
普段は意識せずに見ている水の流れも、改めて見るとなかなかに風情、趣が感じられます。

ヴェネチアやアムステルダムとはまた違った、いつでも行けるすぐ近くの水路の街‘東京’を見直すのもまた一興、ですね。

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ゴッホ展

平日水曜日。
にもかかわらず、やはり凄い人でした。
やはりゴッホは人気なんですね。

12月20日まで国立新美術館で開催中の「ゴッホ展」を観てきました。

私が好きな作品は今回は展示されていませんでしたが、それでも今まで知らなかった素晴らしい作品に出会うことができました。

特に、ゴッホがいろんな人の作品の模写、描画をしていた作品が観れたのは良かったです。
本来は表に出ない地道な積み重ねの痕跡。
そういうものを見るのは、結構好きです。

改めて、日本の美術館はレイアウトや広さがいまひとつだなぁ~と残念な気持ちに水をさされたところはありますが、「今しか見れない」という焦燥感のせいでもあるかもしれませんね。
気に入った作品を本来ある場所でゆっくり観に行きたい!という気持ちが芽生えるための良いきっかけ、くらいに考えたらいいのかもしれませんね。

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